萩村製茶

抹茶の魅力

抹茶とは

スーパーフード「抹茶」

抹茶の原料となる「てん茶」は、日光を避けるために黒い布などで覆いをして育てたお茶(玉露・かぶせ茶)の新芽を、日本茶独特の「蒸す」という工程を経て、伝統的なてん茶炉で揉まずに乾燥させたものです。
その後、葉脈を取り除いたてん茶を石臼で挽いて粉に仕上げます。

上質な抹茶ほど、より良いてん茶だけを厳選して丁寧に石臼で挽くため泡立ちが良く、美しい緑色の茶葉は苦味が無く旨みが広がる非常に上品な味わいとなります。
一般に飲用として用いられるほか、和菓子、洋菓子、料理の素材として広く用いられています。
体に良い成分が多く含まれ、粉体のため簡単に摂取できる「スーパーフード」それが抹茶なのです。

抹茶とは

抹茶の歴史

抹茶の歴史

日本の文化「茶道」

日本のお茶は今から約1200〜1300年前の奈良〜平安時代に中国から伝わったとされています。
そして今の抹茶の原型は、鎌倉時代に臨済宗の開祖となる栄西(1141-1215)が1191年、中国から伝え、飲み方などが幅広く日本に広まったとされています。
その後、戦国時代に千利休(1522-1591)が「わび茶」と呼ばれる茶道の様式を完成させ、抹茶を飲むことは「おもてなし」という代表的な日本の文化として現代へ脈々と息づいています。

抹茶作りに適した三重県四日市市水沢

かぶせ茶生産日本一、三重県

日本茶(緑茶)は新潟〜沖縄まで広範囲で栽培されていますが、抹茶(てん茶)は主に京都、愛知、三重、静岡、福岡など限られた地域で生産されています。

特にてん茶の原料のひとつ「かぶせ茶」生産において、三重県は全国一位です。

萩村製茶のある三重県四日市市水沢地区は、鈴鹿山脈のふもと降水量が多く、豊富な伏流水、扇状地で水はけの良い土壌、夏でも霧がかかる非常にお茶づくりに適した地区で、170年前からかぶせ茶を生産しています。

抹茶作りに適した三重県四日市市水沢

抹茶の健康効果

抹茶の健康効果

毎日飲もう、健康効果いっぱいの抹茶

抹茶が注目されるのは、茶葉を捨ててしまう緑茶と違い、体によい茶葉の成分をすりつぶしてすべて摂取することができるので、水に溶けにくい成分も全部吸収できます。

一般に抹茶には下記のような効果があるとされています。

  • ダイエット効果(カテキン・タンニン・葉緑素)
  • 美肌効果、老化防止(ビタミンC・E・A・カテキン)
  • 生活習慣病予防や血中コレステロール抑制(カテキン)
  • リラックス作用や不眠改善、睡眠促進(テアニン)
  • 虫歯・口臭予防(カテキン・フッ素)
  • 血流改善・高血圧改善(サポニン・カテキン・テアニン)

など様々な体に良い効果が有ります。毎日抹茶を飲んで健康に生活しませんか。

こだわりのかぶせ茶栽培

旨みを楽しめる「萩村製茶のかぶせ茶」

かぶせ茶はお茶を収穫する前に覆いをかけて遮光することによって茶葉の成分が変化することを利用した伝統的な栽培法です。

お茶の葉にはテアニンと呼ばれる茶類だけに含まれる特殊な旨味成分アミノ酸があります。
このテアニンは、根で作られ葉で光合成され、カテキンなどに変化します。
カテキンは渋み成分なので、覆いをして光合成を抑制すれば渋みを抑えた旨味のあるお茶にすることができます。
さらに光を遮ると葉が柔らかくなり、緑色が鮮やかになります。
通常かぶせ茶は新芽を摘み取る10日位前に覆いをして遮光しますが、萩村製茶のかぶせ茶は14〜25日間、日光を85%以上遮光し栽培します。
手間は余分にかかりますが、旨味成分が増し、さらに美味しいお茶になります。

こだわりのかぶせ茶栽培

抹茶の点て方

  1. 抹茶茶碗に茶杓で山盛り一杯(約2gティースプーン0.5杯)抹茶を入れる

  2. STEP 2

    約75〜80℃のお湯100ccを注ぎます。(沸騰したお湯の場合は一度別の茶碗に入れて温度を下げます)

  3. STEP 3

    茶筅でダマにならないよう、1分程度まんべんなくかき混ぜます。

  4. STEP 4

    できあがり、温かいうちにどうぞ

広がる抹茶の活用法

広がる抹茶の活用法

抹茶は普通に飲む以外に様々な楽しみ方があります。

  • 抹茶ラテ、フローズンラテ
  • アイスクリーム、ソフトクリーム
  • 洋菓子全般
  • パスタなど様々な料理
  • シリアル
  • 麺類
  • 抹茶パック(美容) などなど
てん茶ライン
石臼
抹茶

鈴鹿山脈のふもとで大切に育てた厳選茶葉を使用した上品でまろやか、萩村製茶の抹茶。日本文化をぜひお楽しみ下さい。